生コンとは…?
生コンとは生コンクリートの略称です。
セメント、水、砂、砂利などを混ぜ合わせて、現場へと運ばれる段階で固まらないコンクリートのことです。
生コンは工場で作られてから現場へ運ばれるため、品質を一定に保つことができます。
また、工場で配合済みの練られたコンクリートが現場へ届くため、現場での置き場に困ることもありません。
生コンができるまで
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材料供給
ベルトコンベア01骨材を貯蔵ビンへ供給します
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ターンシュート
02各貯蔵ビンに自動で振り分けます
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骨材計量器
03各材料を自動計量します
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ミキサ
04コンクリート材料を投入し、均一に練り混ぜます
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操作盤
05設定された時間で練り混ぜ、積み込みを行います
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積込み
06均一に練り混ぜられたフレッシュコンクリートを、生コン車に積込みます
生コンクリートの用途
建築
工事
- 一般住宅
- マンション
- 鉄筋建物 等
土木
工事
- ダム
- トンネル
- 河川工事 等
各種試験
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スランプ試験(JIS A1101)
コンクリートの柔らかさを測定し、ワーカビリティーを判断する試験。 固まるまでのコンクリートの性質を判断し作業性があり、程良い柔らかさを持ち、しかも材料分離しにくいコンクリートを必要とするため。
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空気量試験(JIs A1128)
コンクリート中に含まれる空気量を調べる試験。 作業性・耐久性・強度等に大きな影響を与えるため適度な空気量が必要となる。コンクリートの流動性・粘性が改善される作業性が良くなり、凍結に対する抵抗性が大きくなる。
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強度(圧縮試験)(JIS A1108)
硬化したコンクリートが、色々な形で加えられる外力に対してどのような強さを持つかを見る指数を測定する試験